トップページ山手先生のどうぶつなるほどコラム動物を飼うということ vol.1

動物を飼うということ vol.1

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  • 2009.02.01
  • 山手 寛嗣
この様なお手紙を頂きました。「最近子犬を飼い始め、抱いて毛を撫でていると何ともいえない優しい気持ちが湧いてきます。今まで犬を飼ったことが無かったので、その様な体験がなく、本当に不思議です」
また、独居老人が夜中に目を覚まし、孤独感で眠れない時、小鳥の羽擦れの音で「一人ではない」と気づき、安心したという話があります。『動物を飼うということ=いのちの存在』は、人の気持ちを癒してくれ、平穏な優しい気持ちにしてくれます。
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動物を飼うと、ゆったりとした気持ちになります。アドレナリンの分泌を抑え、ある種のホルモンを分泌するとされ、そのことがストレスを打ち消し、心を穏やかにしてくれます。

家で猫を飼っているか猫を飼ったことがある人は、飼った事がない人に比べて、心臓発作リスクが約30%低下することが報告されています。ストレスや不安と心臓発作との間に関連性があることは以前から知られています。また、ペットから得られる愛情と喜びで心拍数や血圧が下がり、ストレスの解消になることも知られており、心不全の患者が1日に1回、12分間犬とともに過ごすだけで心臓および肺の機能に改善がみられることも示されています。

動物には不思議な力があります。動物とのふれあいは無機質なロボットと比較すると『生きているいのち』の存在がいかに大切であるかがお分かりでしょう。人間にとって動物の果たす役割は、心身の癒し効果だけではなく、アニマルセラピー(動物介在療法)として教育・医療・福祉の分野でも注目を集め、様々な役に立っています。

心の乱れが深刻な社会問題となり、命が軽んじられる時代になっています。

動物を飼う事が責任感や自尊心の育成など、子供の成長に良い効果をもたらし、不安の軽減・家族や対人関係の促進・社会性の発達として現れます。また、高齢者の生理機能維持や促進・心身の機能回復維持など、健康の増進に有効です。

動物を飼うことは特に幼児・高齢者の方の役に立ちます。ぜひ、動物を心の友・家族の一員として飼われる事をおすすめします。

松園動物病院
盛岡市西松園4-20-2
TEL 019-661-0500
診療時間 9:30〜12:30、15:00〜19:00(水・土曜は17:00まで、日祝は午前中のみ)
休診日 なし(水曜は予約診療)※365日OPEN

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