- 2009.07.31

犬の飼い主さんから、「どのような物を・いつ・どれ位与えれば良いのか?」といった「おやつの与え方」の質問を多くいただきます。
おやつの概念は、間食やご褒美として与える食事の一部と言えます。おやつも基本的に食べ物ですから、第一に新鮮でおいしく、栄養学的に体に良い物を選ぶ必要があります。
一般的に、市販のおやつは嗜好性を良くするために、高カロリー高タンパクあるいは高脂肪に作成されている場合が多く、多給すると栄養バランスが崩れてしまいます。また、自家製の食べ物でも栄養のバランス、カロリーや嗜好性を考えると、なかなか難しく、かえって経費もかかります。最近、市販のおやつに、それ自体が栄養バランスも良く、総合栄養食として製作されているものもあります。これだと栄養バランスが崩れる心配はなく、量のみを考えれば良いことになります。『この仔は、このジャーキーしか食べてくれないんです。』と言ってはばからない飼い主さんがいらっしゃいます。いくらそれが好きでもそればかりを主食の様に与える訳には行きません。
家族がそれぞれ思いつきでおやつを与えると、総量では大量になることもあり、過肥になる傾向があります。
また、人が食べながら、おやつとして食べ物を与えると、お行儀の悪い、困った犬になり、しつけ的にも問題です。
一方、おやつを間食としてとらえると、明け方嘔吐する犬には、夜寝る前におやつを与えると、治る場合もありまし、間食はインシュリン治療を行っている糖尿病犬や子犬・食の細い犬では低血糖を防ぐ効果もあります。
おやつを与える時は他の食べ物を減らし、全体量と栄養のバランスを考えて与えて下さい。つまりおやつの分を含めて、1日に与える量全体を考えなければなりません。食事は、量とバランス・リズムが大切です。
ペット動物は飼主の与える物しか食べることが出来ません。食べ物に起因する病気も多くあります。その意味でも、飼主さんの責任は大きいのです。
- 松園動物病院
- 盛岡市西松園4-20-2
- TEL 019-661-0500
- 診療時間 9:30〜12:30、15:00〜19:00(水・土曜は17:00まで、日祝は午前中のみ)
- 休診日 なし(水曜は予約診療)※365日OPEN
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