山手先生のどうぶつなるほどコラム
犬・猫のための冬支度
2009年11月 2日 山手 寛嗣
冬の健康管理は、充分な栄養補給と気温の管理をしっかりする事がポイントです。気温が下がると体温の維持のためにエネルギーが必要になります。今までと同じ食事を少し多めに与えるか、少量でも充分なカロリーが摂れる食事を用意してください。

犬の場合
寒くなり与えないで残っているフィラリア予防薬は、今からでも遅くありません。忘れずに投与してください。ワクチンの接種・狂犬病の予防注射も1年中受けることができます。集合注射に行けなかったワンちゃんは近くの動物病院で受けてください。屋外で飼っている犬は、小屋に断熱用のダンボールを敷いたり、タオルを入れるなど防寒対策をとる必要があります。日当たりが良く、風雪が防げる場所へ移動するなどの工夫をしてください。
猫の場合
秋から冬にかけて流行することの多い、パルボウィルスの予防注射を受けることをおすすめします。感染し、発症すると命を助けることが難しくなります。また、寒いといっても、暖房によってノミは1年中います。ノミが媒介する寄生虫もいます。予防や駆除も忘れずに行いましょう。小動物は気温の変化がストレスになります。普段いる場所の温度差が、日中と夜で大きくならないよう、一定に保つようにして下さい。夜の間は少なくてもヒーターや湯たんぽなど局所暖房の併用をおすすめします。
静電気対策
空気が乾燥すると体に静電気を帯びやすくなり、動物が近づくと放電により痛くて驚く事があります。動物に帯電すると、埃などのゴミが被毛に付き汚れるだけでなく、ウイルスや細菌などの病原菌が付着しやすくなります。またアレルギーの原因になるハウスダストも付きやすくなります。静電気の帯電を防ぐには、乾燥させない事が第一です。空気が乾燥しやすい時期に、暖房による乾燥が加わり極端に空気中の水分が減少します。加湿器を使ったり、水や保湿剤・リンスなどを動物の体にスプレーし、濡れたタオルで体を拭くのも良いでしょう。様々な帯電防止グッズも市販されています。また、動物のベットに使う毛布を化繊から、ウールや綿に変えるのも効果があります。寒い冬を快適に乗り越えましょう。
- 松園動物病院
- 盛岡市西松園4-20-2
- TEL 019-661-0500
- 診療時間 9:30〜12:30、15:00〜19:00(水・土曜は17:00まで、日祝は午前中のみ)
- 休診日 なし(水曜は予約診療)※365日OPEN
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